8/12/2009

伊東の花火は台風の中、感激と驚きの1日でした!



皆様こんばんは。
すっきりしない夏の夜、お元気ですか。
ウッチー家族は、8/10毎年恒例の伊東按針祭花火大会を見に行ってきました。
宿は、1年前から予約している「かめや楽寛」です。
http://www.kameyarakan.com/index.html
今年の8/10は、月曜日で今年は休みが取れないため、当日の夕方新幹線で熱海経由、伊東を目指します。
ところが、天気が最悪で、前日までの予報は雨80%、さらに前日午後には、低気圧が台風に発達して、進路予想では東海地方を直撃しそうです。
どう考えても、花火どころの天気ではありません。同行予定の義父と義弟は、行きたくないようです。
しかし、電車が止まらない限りキャンセルができないとのことで、まあ温泉に入りに行くつもりで、行くかと無理やり出かける始末です。
私以外の3人は、町田から小田原までロマンスカーで行く予定だったのですが、台風の影響で、ロマンスカーが運休となっていたそうで、波乱の旅の出だしとなりました。
ところが、先に着いたかみさんからのメールでは、何とか天気は持ちそうなので、花火大会は実施するとのことです。
夕方、私も伊東に到着すると、小雨が降っていましたが、さほど大きな天候の崩れはなさそうでした。
温泉に入って、花火に備えての、早目の食事です。
今年も豪華夕食で、鯛の船盛り、金目の丸ごと1匹煮付け、あわびの踊り焼き、ズワイ蟹などなど、食べきれない料理が並びます。
今年の趣向は、花火の始まる8時にあわせて、屋上の貸切露天風呂を予約してあることです。
花火の始まる少し前に、屋上露天風呂に入って、ビールを飲み、椅子を海側において、裸の男3人と、服を着たままのかみさんとで、そのときを待ちます。
カウントダウンが始まり、いよいよ花火が始まりました。
海沿いの7階の屋上にある露天風呂から見る花火は、すぐ近くで上がるもの、少し離れたところに上がるものとあり、迫力満点、大騒ぎしながら花火を満喫しつつ、露天風呂にハイリーノ、さらにビールといった具合です。
あれほど心配していた、台風の天気はうそのように風もなく、雨もやみ、暗くなる前には青空も見える良い天気になりました。
残念だったのは、ほとんど無風になって、花火の煙がなかなか引かないで、漂ってしまったことでした。中止になることと比べたら、どうってことないのですが、唯一残念な点でした。
後は、1万3千発といっていた発すうが、途中のレーザーショウがあったりで、ちょっと少なくなっているように感じました。これも景気のお陰でしょうか。しかし、今年も伊東の花火が見れて良かった良かったと、お酒もすすみ、早々と寝床についた幸せな4人でした。
しかし、花火の仕上げは、これからでした。
みんな寝静まっている朝の5時に、突然、ドカンと下から突き上げてくるような縦揺れで飛び起きて、その後続く大きな地震です。
泊まっている部屋が、7階なので逃げるわけにも行かず、ひたすらうろうろしながら、揺れに耐える数十秒でした。
そのとき、テーブルに乗っていた、灰皿やグラスが飛び、食事の大型ちゃぶ台は、立てかけてあったのが倒れ、水洗トイレの水が飛び散り、かみさんは悲鳴を上げていました。
やっと収まったとき、テレビを付けると、伊豆は震度6弱の大型地震だとしり、さらに驚きました。
その後は、テレビを見ながら、余震があるのではないか、津波があったら海からすぐ近くなので、どうしたらいいのかなど、地震のショックとその後の恐怖におびえる4名でした。
天候も最悪で、台風の影響をまともに受けて、暴風雨状態が続いています。
電車はすべてストップ、東名も閉鎖、チェックアウトの時間が来ても、まだ交通機関がマヒしている状況です。
朝から会社に行く予定の私も、午前中の予定をキャンセルするしか術はなくなりました。
伊豆急が、熱海まで10時過ぎにやっと動き始めて、熱海からこちらも2-3時間遅れで動き出した新幹線で、何とか昼過ぎには日本橋の会社にたどり着きました。
いやはや、強烈な花火大会の1日と相成りました。
まあ、こんな経験、めったにできるもんじゃないと言って、強がっているウッチーでした。
伊東の小西邸は、大丈夫でしたか。