9/22/2009

金時山登山は、底抜け夫婦にももとべべ





皆さん、こんばんは。
シルバーウイークで、すっかり連休疲れのウッチーです。
昨日、9/21(祝)は、MTCトレクッキング同好会で箱根・金時山に行ってきました。
金時山は、足柄山の金太郎の山として久しまれている、登山というよりハイキングのコースです。それでも標高は、1200m以上あり、少しきついのぼりの箇所もあります。
トレクッキングとは、トレッキングで山を登り、その山頂でクッキングを楽しむという内容で、今回は堀隊長、リーダー村松以下有志13人で決行されました。
1000円高速と連休の中で、大渋滞が予想されたので朝の出発は5時半と、まだ少し暗い中東名横浜インターからスタート。まだ渋滞はなかったのですが、足柄PAで朝食や買い物で30分以上費やすちぐはぐな道のりです。
乙女峠に差し掛かると、雨がぱらついてきて不安な天候です。
金時神社の駐車場に車を止めて、乙女口を目指して出発。
中村家の愛犬、「もも」「べべ」も一緒に登ります。
登りはじめて、15分ほど経ったころ、小西栄二隊員からSOSが発せられました。
何が起こったかと思ったら、トレッキングシューズの底が剥がれてしまったとのことです。応急修理に使うテープがないかとの救助要請でした。
キネシオテープと紐で応急修理をして動き始めましたが、役に立たずに結局靴底を全部はがして、歩き始めたようです。
トレッキングシューズは、15年もので最近数年間は使っていなかったようでした。
先頭は、ももとべべ、途中の人が少ないところでは放してもらい、おおはしゃぎでどんどん進んでいきます。この2匹に引っ張られる形で、隊は進んでいきます。
11時前に、山頂到着。ここからが、クッキングタイムの始まりです。
連休ということもあり、山頂はかなりな人数でごった返しています。
そんな中、いきなり大型のホーロー鍋を取り出して、山頂の看板が立つ一番目立つテーブルを陣取り、クッキングを始める我々に、他の登山者は呆れ顔で眺めていきます。
本日のメニューは、チーズフォンデューで、コンロにかけた大型のホーロー鍋に、にんにくをこすり付けて香り付けをして、白ワインを入れて温まってきたら、とろけるチーズを入れて溶かしていきます。さらに、フォンデューパウダーという、調味料を入れてチーズソースの完成です。
これに、フランスパンを一口大に切って、箸にさして、チーズソースを絡めていただきます。
さらに、ブロッコリーとトマトも同様にしていただきます。
このとき、山頂はかなり温度が下がっていて、暖かいものがほしくなる状況でした。
しかも、チーズとニンニクのかなり強烈な香りが、山頂中に漂い、登山者たちは、皆うらやましそうに眺めていきます。
そう、この優越感こそが、重たい鍋やコンロ、ワイン、水などを担いできた隊員たちの救われる瞬間なのです。
もちろん、その味が絶品だったことは、いうに及びません。
食後の暖かいコーヒーまで飲んで、至高の山頂クッキングは幕を下ろしました。
帰りは、金時神社口目指して、下っていきます。
ところで、小西恵美ちゃんのトレッキングシューズも、栄二さんと同じように底が剥がれてしまいました。同じころに買った、別の種類のものだったのですが同じように剥がれてしまいました。
二人して、底のないトレッキングシューズでツルツル滑りながら、下まで持つかなと、心配顔で降りていく様は、つくづく、出発前の準備・点検が重要だと再認識させてもらうきっかけになりました。無事降りてこられて良かったですね。
二人そろって、靴底が剥がれてしまった小西夫婦には、「底抜け夫婦」という称号が授けられました。
とにかく、全員無事に、金時神社に帰ってきて何よりでした。
その後、八景の湯温泉で疲れを癒し、大渋滞の待つ東名に向かった隊員たちでありました。
クラブに帰ってきて、早速打ち上げ反省会でしこたま痛飲して、さらに反省することしきりのウッチーでした。
次回は、紅葉の高尾山で、おでんを敢行しようという意見がでており、現在ツアーの検討中です。